指導する人
声を見る人と、話の運びを見る人
一人で両方は見ません。同じ90分の中で、担当が交代します。
写真は載せていません。ここで扱うのは声なので、顔を見ても判断材料になりません。代わりに、どこで何をしてきた人なのかを書いておきます。
桐生 志保きりゅう しほ
発声・呼吸
- 1998–2014在阪ラジオ局アナウンサー。朝の生ワイド番組を11年担当。ニュース読みと交通情報、災害時の臨時放送。
- 2015–放送以外の職種に向けた発声指導へ。企業研修と個人指導。
- 2019–当稽古場の開設。測定の設計とカルテの様式をつくる。
- 担当呼吸、姿勢、音量、抑揚。長時間話しても落ちない声のつくり方。
- よく言う「息が足りないのではなく、最初に使いすぎています」
灘木 隆なだき たかし
話法・構成
- 2001–2021全国紙記者。大阪本社社会部を中心に取材歴20年。事件、行政、災害。
- 2021–企業広報の取材対応訓練。想定問答の暗記ではなく、質問の順序と間の取り方を教える。
- 2022–当稽古場に合流。実演と講評を担当。
- 担当質問の組み立て、間、語尾、速さ。答えを引き出す側の技術。
- よく言う「質問を足すより、2拍黙るほうが情報は出ます」
分担
90分をどう分けているか
前半の45分は桐生が見ます。呼吸と姿勢、音読。ここは体の使い方の話なので、話す内容には触れません。
後半の45分は灘木に代わります。実演——実際に質問して答えを引き出す、あるいは説明を通しでやる——と、その講評。ここでは声の出し方ではなく、順序と間だけを見ます。
二人が同時に部屋にいるのは、実演の30分だけです。片方が相手役をやり、もう片方が録音を聞いています。
オンラインの回は灘木だけが担当します。呼吸と姿勢は画面越しでは見きれないので、その週の宿題に回します。
受けていないこと
ここでは扱わないもの
滑舌そのものの矯正。構音の医学的な問題は言語聴覚士の領域です。初回の測定でその疑いがあれば、そう伝えて、こちらでは受けません。
歌唱。発声の基礎は重なりますが、教えられません。
原稿を書くこと。構成の相談には乗りますが、代筆はしません。持ってきた原稿を、そのまま読めるようにするところまでです。
面接の想定問答づくり。答えの中身は本人のものです。順序と間の練習はしますが、台本は作りません。